「ボクシング」(3日、なんでもアリーナ) 元世界2階級王者の亀田和毅(34)=TMK=が在籍するTMKジムが自主興行を…

 「ボクシング」(3日、なんでもアリーナ)

 元世界2階級王者の亀田和毅(34)=TMK=が在籍するTMKジムが自主興行を開催。大阪・扇町のカンテレ内にあるなんでもアリーナで初のプロボクシング興行を実施した。

 興行は「さくらサーカス」を運営する「SAKURA PRODUCTION」と共同開催となり、世界初のボクシングとサーカスの融合イベントとして行われた。また、TMKジムはキッズボクサーの育成にも力を入れており、同ジム期待の「北山3兄弟」などキッズのスパーリング5試合も行われた。

 プロの試合は3試合を予定していたが、プロ&アマ合わせて50勝(50KO)という注目のエリエセル・アルシア(パナマ)が計量オーバーで失格となったため、全2試合となった。

 亀田正毅改めジョン・マサンバ(TMK)は3-0の判定でルイス・ミヤン(ベネズエラ)を下し、今年3月のデビューから3戦3勝(1KO)と連勝を伸ばした。マサンバは“亀田家の隠し子”のキャッチフレーズとともに、亀田正毅のリングネームが与えられていたが、今回から本名に戻した。「一歩一歩準備を進めていきたい。世界王者になります」と宣言した。

 ジムを代表してあいさつに立った和毅は自身の近況について報告。「来年の4月か5月、世界タイトルマッチに向けて動いています。決まったら報告します」と見通しを語った。