J1柏は3日、最終節の町田戦(5日・三協F柏)へ向けた調整を非公開で行った。練習後に取材に応じたFW垣田裕暉は「どうや…
J1柏は3日、最終節の町田戦(5日・三協F柏)へ向けた調整を非公開で行った。練習後に取材に応じたFW垣田裕暉は「どうやってセットプレーをしっかり守っていくのが重要。あとは自分たちがどういう攻撃を出していけるか」と見据えた。
首位の鹿島とは勝ち点1差。シーズンを通して優勝争いを繰り広げたライバルとの決着は最終戦にまでもつれ込んだ。鹿島の下部組織で育ち、期限付き移籍を挟みながら昨年7月まで在籍した垣田にとっても「常に小さい頃から憧れだったチーム」と特別な相手だ。古巣に立ちはだかる状況に「こういうことを味わえて、その中で試合にも出てやれていることは素晴らしいこと。なかなかこういう経験はないので大事にしたい」と語る。
今季はかつて徳島で共闘したリカルド・ロドリゲス監督と再会し、東アジアE―1選手権に挑む日本代表にも選ばれるなど飛躍の年となった。「1年間を通して試合に出て、色々な部分で良さを出せ、課題も見つかった。全部を含めて、すごい成長になった1年」。同僚のFW細谷真大と激しい1トップ争いを繰り広げ、競争による相乗効果が個人とチームの結果に表れた。「今年だけに限らず来年、再来年と優勝争いさせられる選手になりたい」。逆転優勝に貢献し、自身のさらなる成長につなげる。