4日に開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルの前日練習が3日、会場の愛知・IGアリーナで行われ、鍵山…
4日に開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルの前日練習が3日、会場の愛知・IGアリーナで行われ、鍵山優真(中京大・オリエンタルバイオ)はショートプログラム(SP)の曲かけなどで調整した。
冒頭の4回転-3回転のトーループなどを成功させると、曲かけの後には4回転フリップを確認。「ジャンプをたくさん跳んで確認できた。プログラムを通して呼吸のリズムや会場の雰囲気をしっかり感じた。初日としては良いできだった」と自信をみなぎらせた。
今季のGPシリーズでは、第4戦・NHK杯、第6戦・フィランディア杯でともに優勝した。演技では想定外のミスもあったが、今大会へ向けて「予選の経験、反省を生かして大胆にいこうかな」と笑顔。自分自身に集中できているといい「今、自分の中では最強の状態でこられている」と語った。
来年2月に迫るミラノ・コルティナ五輪につながる大事な一戦。「今の構成でしっかりとノーミスの演技をして次につなげることが大事。しっかりと自信をつけて勢いに乗っていくことが大事」と意気込んだ。