巨人萩尾匡也外野手(24)が迷うことなく“師匠”に宣戦布告した。3日、川崎市のジャイアンツ球場で自主練習。日本ハムからF…
巨人萩尾匡也外野手(24)が迷うことなく“師匠”に宣戦布告した。
3日、川崎市のジャイアンツ球場で自主練習。日本ハムからFA移籍で加入した松本剛外野手(32)に「うれしい半面、負けられないなという思いです」と気持ちを向けた。
プロ1年目を終えた23年オフ。矢野謙次巡回打撃コーチにつないでもらい、松本の合同自主トレに参加させてもらった恩がある。「剛さんもずっと言ってたのは、ダメな時にどうやって四球を取るか、1本打つかなど。1打席目ダメでも、どうやって修正していくかなどはすごい大事にしてきてる」と、いまでも金言として心に置く。
だからこそ、同じユニホームを着る立場になって伝えた事がある。「遠慮せずにいきます」。LINEで挑戦状をたたきつけた。気の置けない仲、恩人だからこそ、外野手争いを堂々と繰り広げたい。
プロ3年目の今季は1軍出場は9試合にとどまった。5月中旬に1軍登録を抹消されてからは、再昇格は果たせずにシーズンを終えていた。悔しさ募る秋に、届いた移籍の便り。「勉強になることはたくさんあるだろうなと思います」。学びながら、挑んでいく。