巨人から戦力外通告を受け、DeNAに育成選手としての加入が決まった馬場皐輔投手(30)が3日、入団会見に出席した。「自由…
巨人から戦力外通告を受け、DeNAに育成選手としての加入が決まった馬場皐輔投手(30)が3日、入団会見に出席した。「自由契約になってから、横浜さんにチャンスをいただいた。これからしっかりとチームのピースになって、すぐ戦力になれるようにやっていきたいと思います」とあいさつした。年俸は1200万円。
馬場は仙台大から17年ドラフト1位で阪神に入団。4年目の21年には、中継ぎとして44試合に登板し13ホールドポイントをあげた。23年オフに現役ドラフトで巨人に移籍。今季は8試合に登板し、防御率は3・68だった。DeNAの印象を「打撃の強いチーム」と語り「僕はセ・リーグの中で一番苦手だった。(味方になるのは)心強い」と笑みを浮かべた。
木村洋太球団社長(43)は「我々の中継ぎ投手陣の強化という目的で来ていただいています。育成からではありますが、元々持ってる力を遺憾なく発揮していただいて、来シーズンいい所で投げてもらえるようなピッチャーになってもらえれば」と、経験豊富な右腕に期待した。
ファンのベイスターズ愛の強さも印象的だという。「チャンスの時の応援の声量とか、セ・リーグの中で一番まとまってる感じがしました。声量のボリュームだったりとか、息の合い方とか。敵としては投げてて、ちょっと嫌だなって思ったりもしたので。ファンの団結力っていうのはあるのかな」と馬場。「心強いですし、1軍の舞台で投げれるようにしっかりやっていきたい」と力を込めた。(金額は推定)