朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第18回大会…

 朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第18回大会に向けたオーディションの2本目の動画が1日、朝倉のYouTubeチャンネルで投稿された。1本目でレジェンド格闘家のエンセン井上が背後から襲撃してきた“叛逆の悪童”レオに激怒していたが、その後の展開が公開された。

 収録は一時中断となり、エンセン井上と溝口勇児COOが話し合う場面に。溝口氏は「なるべく出てって。カメラいらないから」と撮影班に出て行くように指示。遠目からの撮影では、エンセンが「チーム暴れさせようか。全員で。会場全部潰す。10年前だったら、ブレイキングダウン終わってるよ!ふざけるな!」と怒りが収まらない様子で訴えた。溝口氏は「あいつにやるんだったら僕にやってください」と話し、20分の話し合いがもたれ、最終的にはエンセンが「BD全員責任とらないといけないよ。今回は許します」と語り、収録は再開となった。

 再開冒頭で溝口氏は「まずエンセンさん、先ほどは大変失礼な行いをしてしまって、申し訳ありませんでした。エンセンさんは功労者なので。知らない人も多いかもしれないけど、海外対抗戦とかは通訳から選手の交渉もそうだし、有力選手を呼んでもらったりとか色んな面でサポートしてもらってる。こうして敬意を欠けた行動をさせてしまったことを申し訳なく思います。本当にすいませんでした」と頭を下げて謝罪。その後、レオにも「ちゃんと謝って」と向けたが、レオは「俺は謝る気ないです」とふてくされた様子で語った。溝口氏は「お前、謝れよ。空気読めよ」と怒ったが、「謝んないっす。俺もやられてるんで。絞められてるんで」と拒否した。レオは24年1月のBD11のオーディションでエンセンに一方的に喧嘩を売ったが、あっさり抑え込まれ屈服していた過去があった。コメント欄などでは「もっかい出禁で永久追放やろ」、「ほんと出禁にしてほしい」と物議を醸していた。

 1本目の動画ではエンセンはレオから襲撃されたことに激怒し、大騒動に。朝倉らのいる運営席に向けて椅子を投げつけた。瓜田純士が「エンセンさん落ち着いて」と間に入り、溝口COOも仲裁に入ったが、エンセンは「触るな!」「ふざけるな!」と吐き捨てた。その後もBD運営にも不満を爆発。「お前たち舐めてるね。未来、お前、俺のこと舐めてるか?」と朝倉にも詰め寄り、溝口COOらとともに会場外で話し合いとなっていた。