自動車F1シリーズは来季、日本人ドライバーが6年ぶりに不在となる。レッドブルは2日、角田裕毅(25)が正ドライバーから外…
自動車F1シリーズは来季、日本人ドライバーが6年ぶりに不在となる。レッドブルは2日、角田裕毅(25)が正ドライバーから外れる2026年の陣容を発表した。グループのテスト&リザーブに降格する角田は、弟チームのレーシングブルズにも残れなかった。
マックス・フェルスタッペン(オランダ)の相棒には、レーシングブルズからアイザック・ハジャー(フランス)が昇格する。レーシングブルズは、リアム・ローソン(ニュージーランド)が残留。今季F2で2位の18歳アービッド・リンドブラッド(英国)が正ドライバーに抜てきされた。
角田は21年にF1デビュー。今季はレーシングブルズで開幕を迎え、第3戦の日本グランプリ(GP)でレッドブル昇格。しかし、エミリア・ロマーニャGP(5月)で「イモラのクラッシュ」を起こすなど振るわず、入賞(10位以内)を逃し続けた。
9月のアゼルバイジャンGPで自己最高の6位には入ったが、シーズンを通して下位に沈んだ。決定は仕方なく、ファンからは「残念」の投稿が多数。一方で「F1で全く角田に勝てなかったローソン F2の成績が全く角田に及ばないリンド 面白いじゃないか」「ハジャーとローソンも経験不足なのに非常手段のリンドブラッドを昇格させて角田を切る 何がしたいのやら 人事のセンス皆無」など怒りの声もあふれた。