4日に愛知・IGアリーナで開幕するフィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルに出場するペアの愛称「りくりゅう」こと…

4日に愛知・IGアリーナで開幕するフィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルに出場するペアの愛称「りくりゅう」こと三浦璃来(23)木原龍一(33)組(木下グループ)が、1日発売の「家庭画報1月号」(世界文化社)に登場し、世界王者として臨む来年2月のミラノ・コルティナ五輪への心境などを語った。

「晴れ着で、石清水八幡宮へお詣りに 三浦璃来+木原龍一」と題した晴れ着撮影&ロングインタビューが、全12ページにわたって掲載されている。

晴れ着姿で石清水八幡宮へお参りした2人。七五三以来の着物という木原は「帯を締めるときに身が引き締まる思いがしたのですが、勝負の神様として多くの武将たちからも信仰されている石清水八幡宮さんでご祈祷もしていただけて、すがすがしく神聖な気持ちになれました」と思いを込めた。

金メダル候補として迎える2度目の大舞台まで残りわずかとなった。22-23年シーズンの世界選手権初制覇後は、成績にとらわれすぎて空回りしてしまったことを振り返り、「今季は、世界王者であることを忘れて臨んでいます」と三浦。今シーズンはここまでGPシリーズ2戦を制するなど好調を維持しており、「やはり、私たちらしく楽しんで笑顔で滑ることが大切、と原点に返ることができました」などと語っていた。

3年ぶりの優勝を目指すGPファイナルは、ペア・ショートプログラム(SP)が4日、同フリーが5日に行われる。