◆バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA)第8節(11月30日) ペルージャ 3(25―18、25―23、25―2…
◆バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA)第8節(11月30日) ペルージャ 3(25―18、25―23、25―20)0 チステルナ(イタリア・ペルージャ)
【ペルージャ(イタリア)=倉石千種】男子日本代表のアウトサイドヒッター(OH)石川祐希が所属するリーグ1位のペルージャは、ホームで同10位のチステルナをストレートで下し、今季8勝目(2敗)を飾った。得点源のベンタラがチーム最多22得点でけん引し、OHのセメニウクとプロトニツキがともに9得点で貢献。石川は左膝の負傷でベンチ外となった。
コート脇で試合を見つめた石川は、試合後に取材に応じ「非常にパスも返していたし、こちらの(サーブレシーブ側のチームがそのラリーを制す)サイドアウトと、(サーブ側がラリーを制す)ブレイクが非常に良かったと思うので、いい形でバレーボールできていたと思います」と勝利を喜んだ。自身の負傷については「昨日(11月29日)軽く左膝を痛めてしまった。(今後へ)コンディションをしっかり整えて、まずはコートに立てるようにしたいなと思います」と語った。
チームによると、石川は「ここ数日のトレーニング中に左膝に軽い肉離れを起こしたため」。医師による診断とMRI検査を行い、別メニューで回復に努めていくという。
次戦の第9節は12月3日に敵地でリーグ最下位のユアサバッテリー・グロッタッツォリーナ戦。15日からは世界クラブ選手権(ブラジル)も控えている。