スピードスケート・ショートトラックのミラノ・コルティナ五輪予選を兼ねたワールドツアー(WT)を終えた日本勢が2日、成田…
スピードスケート・ショートトラックのミラノ・コルティナ五輪予選を兼ねたワールドツアー(WT)を終えた日本勢が2日、成田空港に帰国した。女子3000メートルリレーでは、2大会ぶりに出場権を獲得する見込み。チームの大黒柱として戦う中島未莉(トヨタ自動車)は「海外との差は縮まってきていると思う。スピードをいかに持続させるか、体力温存をうまくできれば、もっと縮まると思う」と語った。
第2戦(カナダ・モントリオール)、第3戦(ポーランド・グダニスク)では、2戦連続で銅メダルを獲得するなど好調。中島は「アンカーとして最後にどれだけ勝負ができるかというところで、2戦、3戦で良いつながりができてしっかりメダルを獲得することができた」と振り返った。
第3戦からは、チームで忍者をイメージしたかけ声をして臨んだ。フレデリック・ブラックバーンコーチの「出陣!」という一声に続き、全員で「うちらしか勝たん!」とそろえると、「ニン、ニン、ニン…」と言いながらグータッチ。結束力を高め、五輪出場をぐっと引き寄せた。