日本バドミントン協会の大野淳事務局長と池田信太郎強化本部長が2日、都内で取材対応し、世界バドミントン連盟(BWF)の理…
日本バドミントン協会の大野淳事務局長と池田信太郎強化本部長が2日、都内で取材対応し、世界バドミントン連盟(BWF)の理事会で従来の「21点3ゲーム」の形式から「15点3ゲーム制」への移行が承認されたことを明らかにした。来年のBWFの総会にかけて正式決定する見通し。既に一部国際大会では試験的に導入されており、大野氏によると、2028年ロサンゼルス五輪の予選期間を含めて試験的に導入する提案もされているという。
池田強化本部長は日本チームへの影響にも言及。「種目によってメリット、デメリットがある。女子ダブルスはど根性ラリーが多くて精神力で戦って、勝っていくのが日本女子の強み。一方の男子は長いラリーにフィジカルでついていけないこともある。15点制になったからと言って日本にいいかというと、種目によって違う」と見解を示した。
近年はワールドツアーなど国際的に大会数が増加。過密日程による選手にかかる負担の軽減にもつながるとの声も上がっている。他競技では、卓球が2001年に1ゲーム21点制から11点制に変更している。