ショートトラックWツアー日本代表が2日、成田空港に帰国した。カナダ・モントリオールで行われた代2戦で男子1500メート…
ショートトラックWツアー日本代表が2日、成田空港に帰国した。カナダ・モントリオールで行われた代2戦で男子1500メートル銀メダルの宮田将吾(日本通運)は「自分のやりたいレースを試したり、安定して入賞もできた。オリンピックのメダルに向けて少し手応えも感じた」と充実した表情を見せた。
第2戦までは普段通りのレース展開で臨み、メダルを獲得。一方で、第3、4戦では中盤のポジションをキープし、最後にスパートをかけるプランに変更。結果にはつながらなかったが、「戦略をいくつか用意して、磨き上げていきたい。メンバーや展開によって、全部(のプランを)できるように修正していきたい」と今後に向けての糧となった。
2022年北京五輪に続く、2大会連続五輪代表にも大きく近づいた。前回大会は1000メートル23位、1500メートル27位、5000メートルリレー8位とメダル争いに絡めず、悔しい思いを味わった。ミラノ・コルティナ五輪では「出場では喜んでいられない。メダルに向けて、メンタル面もスケートの技術面も準備していくだけ」と1998年長野大会以来の日本勢メダル獲得を見据えた。