プロボクシングの主要4団体の一つ、WBA(世界ボクシング協会)は2日までに最新の世界ランキング(11月30日付)を発表…
プロボクシングの主要4団体の一つ、WBA(世界ボクシング協会)は2日までに最新の世界ランキング(11月30日付)を発表。バンタム級(53・5キロ以下)では同階級に転向した元世界4階級制覇王者・井岡一翔(36)=志成=は9位のままだった。井岡と12月31日、東京・大田区総合体育館でWBA世界同級王座挑戦者決定戦を戦うマイケル・オルドスゴイッティ(24)=ベネズエラ=が新たに11位にランクされた。
井岡は昨年7月、WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦でフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)に敗れ王座陥落。今年5月にマルティネスとの雪辱戦に挑むも判定負けした。このほど、バンタム級に転級して日本人男子初の5階級制覇を目指すことを表明。現在はWBA9位のほか、WBC5位、IBF11位にランクされている(WBOはスーパーフライ級で9位)。
1位だった那須川天心(27)=帝拳=が先月、WBC世界同級王座決定戦に出場したことなどから前回のランキングから外れていたが、今回はランキングには戻らず。1位は空位のままとなっている。那須川は井上拓真(29)=大橋=に判定負けし、プロ初黒星を喫している。
WBA世界同級正規王者は堤聖也(29)=角海老宝石=、暫定王者は元世界5階級制覇王者のノニト・ドネア(43)=フィリピン=で、両者は12月17日に東京・両国国技館で対戦する。
また、フェザー級(57・1キロ以下)では元世界2階級制覇王者で亀田3兄弟の3男・亀田和毅(34)=TMK=が5位に返り咲いた。同級の正規王者はニック・ボール(28)=英国=。