MLBと選手会は1日(日本時間2日)、今季の禁止薬物検査の結果を公表し、メジャー40人枠入りしている選手で陽性だった選手…

MLBと選手会は1日(日本時間2日)、今季の禁止薬物検査の結果を公表し、メジャー40人枠入りしている選手で陽性だった選手は2人だった。

薬物検査は昨季のオフシーズン開始から今季ポストシーズン柱梁までの期間中に1万1700件行われ、このうち尿検査は9400件、血液検査は2300件だった。尿検査はパフォーマンス強化の効果を持つ薬物、興奮剤、ホルモン剤のDHEA、利尿薬、マスキング剤、麻薬を検出することができる。

陽性だった2名はいずれもパフォーマンス強化の効果を持つ禁止薬物。1人はブレーブスのジュリクソン・プロファー外野手で、3月31日に80日間の出場停止処分を受けた。もう1人はフィリーズのホセ・アルバラード投手で5月18日に80日間の出場停止処分を受けている。

またADHD(注意欠如多動症)の治療のため禁止薬物が含まれた治療を行い処分対象から外されている選手は54名で、昨年から7名減少。2013年の119名からは半減した。

過去2期間では2万3000件以上の検査が行われ、40人枠入りしている選手の陽性者は計4人となっている。