プロ野球12球団による実行委員会が都内で開かれ、クライマックス・シリーズ(CS)について議論を重ねた。 事業推進委員会…

 プロ野球12球団による実行委員会が都内で開かれ、クライマックス・シリーズ(CS)について議論を重ねた。

 事業推進委員会や理事会で、改革を検討中。勝率5割を割った場合のアドバンテージ(CSファイナルSで優勝チームに1勝)をどうするかなどを検討しているとみられ、パ・リーグ理事長の井上取締役は「いろんな基準ですよね。勝率5割とか、ゲーム差がどれくらいとか、全体的にどうするといいのかを議論している。レギュラーシーズンの価値があって、ファンの皆さんの納得性が得られる仕組みを作っていこうという話になっています」と語った。

 今季のセ・リーグでは阪神が2位DeNAに13差をつけて優勝した。こうした経緯を踏まえ、「今のやり方でもいいのではないか、という球団も一部ないわけではない。大部分が変えていったほうがいいという球団が多い状況」とした。勝率5割を割った場合CSに参加できない、という議論はないという。

 来年からの変更を視野に入れており、変更可否は遅くても3月までに決定する。