<スペインリーグ:Rソシエダード2-3ビリャレアル>◇30日◇第14節◇レアレ・アレーナレアル・ソシエダードの地元紙が2…

<スペインリーグ:Rソシエダード2-3ビリャレアル>◇30日◇第14節◇レアレ・アレーナ

レアル・ソシエダードの地元紙が2試合ぶりに先発復帰した日本代表MF久保建英(24)について、「今はゲデスとバレネチェアの方が上にいるので現在の役割を理解すべき」と寸評した。

Rソシエダードは30日にホームで行われたスペインリーグ第14節でビリャレアルと対戦した。アジョセとアルベルト・モレイロのゴールで2点リードされた後、後半15分に久保のアシストからカルロス・ソレールが1点を返し、42分にバレネチェアの芸術的なFKで同点に追いついた。しかし、終了間際に再びアルベルト・モレイロのゴールを許し、2-3で敗れてスペインリーグ6試合ぶりの黒星を喫した。

クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコは、リーグ戦で24年5月のバレンシア戦以来、約1年半ぶりにアシストを記録した久保について、「過去のシーズンのような輝きを見せられていない。今はゲデスとバレネチェアの方が上にいるので現在の役割を理解すべきだ。攻撃時の悪いプレーとクリアミスが0-1の失点につながり、マークすべきペドラサをカバーできなかった」と酷評。その一方、「1-2にしたゴールシーンではボールを奪い、ソレールにパスを出した。また、右足のシュートは良かった」と好プレーがあったことを伝えるも、レミーロ、アランブル、セルヒオ・ゴメス、ゴロチャテギ、ザハリャン、カレーラ、ゴティと並ぶ2点(最高5点)と低評価した。

同紙は2戦連続でスーパーゴールを決めたバレネチェアをこの日のチームMVPに選出し、4点をつけた。その他、カルロス・ソレール、ブライス・メンデスがバレネチェアと同じ4点、エルストンド、ジョン・マルティン、ゲデス、トゥリエンテスが3点、サディクが最低の1点と採点された。

Rソシエダードはこの後、3日の国王杯2回戦で4部レウスFCレディス、6日のスペインリーグ第15節でアラベスとそれぞれアウェーで対戦する。(高橋智行通信員)