J1の神戸は今季の本拠最終戦を、FC東京と0―0で引き分けた。順位は、最終節を前にして5位に転落。試合後にはセレモニー…

 J1の神戸は今季の本拠最終戦を、FC東京と0―0で引き分けた。順位は、最終節を前にして5位に転落。試合後にはセレモニーが行われ、吉田孝行監督が自ら今季限りでの退任を明かした。

 試合は19本のシュートを放ちながら、無得点となった。リーグ3連覇、天皇杯連覇など3季連続のタイトル獲得を目指したが、無冠に終わった今季。セレモニーであいさつを行った吉田監督は「今季限りで退任することにしました」と涙ながらに話した。ファン・サポーターや楽天グループへの感謝も述べた後、来季については「新たな環境で自分はチャレンジしたいと思います」と発言し、監督業は続けることも示唆した。

 後任候補には、ACLE2024―25シーズンで神戸が敗れた韓国1部・光州FCのイ・ジョンヒョ監督や、26日にJ1広島を今季限りで退任することが発表されたミヒャエル・スキッベ監督が挙がっている。