◆陸上 第325回日体大長距離競技会(30日、横浜市・日体大健志台陸上競技場) 男子3000メートル障害で東京世界陸上(…

◆陸上 第325回日体大長距離競技会(30日、横浜市・日体大健志台陸上競技場)

 男子3000メートル障害で東京世界陸上(9月)8位入賞の三浦龍司(スバル)が世陸後初レースとしてNGC男子5000メートルに臨み、13分28秒61で日本人トップの2位だった。

 来年1月1日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)へ「どれだけ走りの状態が戻っているか、確認するため」と位置づけたレース。「目標は(13分)30~40秒と幅を持たせていたので、結果オーライな感じになった。感触的に悪くなかった」と自己ベスト(13分26秒78)に迫る好走に、納得の表情だった。

 自国開催の世界陸上で活躍し、注目度はさらに向上。「たくさんの方が3000メートル障害に興味を持っていただいていると感じます」とこの日のレース後も、笑顔で写真対応した。

 来シーズンは本職の3000メートル障害だけでなく、1500メートルや5000メートルなどのフラットレースでもさらなる記録更新を狙っていく意向。「日本記録を目指すつもりでやっていきたい。来年、楽しみだなと自分でも思っています」と頼もしく話した。