<明治安田J1:神戸0-0東京>◇30日◇第37節◇ノエスタFC東京はアウェーでヴィッセル神戸と引き分けた。神戸に押し込…
<明治安田J1:神戸0-0東京>◇30日◇第37節◇ノエスタ
FC東京はアウェーでヴィッセル神戸と引き分けた。
神戸に押し込まれる場面が多く、シュート数19対5と圧倒されたが、最後まで守り切ってスコアレスドロー。2戦連続のクリーンシートで勝ち点1を手にした。
日本代表DF長友佑都(39)は苦しい展開の中でも守り切ったことに手応えを口にした。「神戸はいい選手たちがいて、前半から圧力もすごかった。厳しい戦いになったけど、今自分たちの守備はかなり良くなってきている。最後のところでやられない、体を張るっていう守備ができた結果」。泥くさいながらも無失点に抑えたチームを評価した。
日本代表でともに戦った選手とのプレーを楽しむ試合にもなった。セットプレーでマークすることもあった神戸FW大迫勇也には「やっぱり嫌な動きをするし、あらためていい選手だと思ったけど、そこまでやらせてはなかった」。対面でプレーしたMF武藤嘉紀とのマッチアップには「いい選手と戦えるということでめちゃめちゃうれしかった。いいモチベーションになった。気付いたら交代していたから、もっとやりたかった」と話した。
リーグは残り1試合。来季も含めた今後の戦いに向けては「上に行くか行かないかは、守備も攻撃も最後の精度で決まる。そこがまだまだだから、僕らはこの順位にいる。ただ、強固な守備をベースにしながら攻撃をもっと高めていけば、優勝争いに関わっていけるようなチームになれると信じて頑張りたい」と希望を語った。