◆関西大学ラグビー ▽最終節 天理大47―15京産大(30日・花園ラグビー場) 2年ぶりの関西王座奪還を狙った京産大が、…
◆関西大学ラグビー ▽最終節 天理大47―15京産大(30日・花園ラグビー場)
2年ぶりの関西王座奪還を狙った京産大が、天理大に15―47とトリプルスコア以上の差で敗れ、全国大学選手権へ関西2位での出場が決まった。試合後の会見でフランカー伊藤森心主将(4年)=松山聖陵=は「僕の責任でチームが負けてしまった。まだ選手権のことは考えられない」と涙した。
前半11分、NO8シオネ・ポルテレ(4年)=目黒学院=がトライを奪ったが、敵陣22メートル内でのミスが響き、得点を重ねられず。8―21で試合を折り返し、後半からはスクラムを修正して反則を奪う場面が増えたが、天理大の強固なディフェンスに阻まれた。15―47でノーサイド。伊藤は「天理大のまとまったディフェンスやセットプレーを受けて、こういったスコアになってしまった」と悔やんだ。
2年連続最終節で天理大に敗れ、広瀬佳司監督は「我々がやってきたことをやりきることが一番大切。もう一度私たちらしく大学選手権に臨んでいきたい」と反省点を京都に持ち帰る。悲願の日本一へむけて、再出発を誓った。