<明治安田J1:東京V0-1鹿島>◇第37節◇30日◇味スタ東京ヴェルディが今季22回目の無得点に終わった。首位の鹿島ア…
<明治安田J1:東京V0-1鹿島>◇第37節◇30日◇味スタ
東京ヴェルディが今季22回目の無得点に終わった。首位の鹿島アントラーズに0-1で敗れ、順位を1つ落として15位となった。
ホーム最終戦で、今季16度目の敗戦を味わった。優勝の可能性があった鹿島との一戦には、味スタ開催では今季最多3万8168人が集った。城福浩監督(64)は「今日来てくれたサポーターと一緒に喜びを分かち合いたかったが、今シーズンはその回数が多くなかった。選手はやれることをやって、攻守において今の力を出せた。結果は私の責任」と背負った。
J1復帰2季目の今季は11勝10分け16敗。守備ではリーグ5位タイの37失点と健闘する一方、攻撃面はリーグ最下位の22得点にとどまっている。またも無得点となり「得点を取るという課題がクリアできなかった。それは僕の問題」と悔しさをにじませた。
相手に攻め込まれる展開を耐えていたが、後半29分にMF内田陽介(23)のバックパスを奪われた流れから失点。「相手のミスを得点につなげるクオリティーがある鹿島と、やれることをやって、自分たちの力を出して0-1で負けるヴェルディ。これが全て」と、首位との差に言及した。