J2藤枝MYFCは11月30日、牧之原市内の「遊んで泊まれる小学校 カタショー(旧片浜小)」でファン感謝デーを開催した。…

J2藤枝MYFCは11月30日、牧之原市内の「遊んで泊まれる小学校 カタショー(旧片浜小)」でファン感謝デーを開催した。

須藤大輔監督(48)らスタッフと選手32人が出席。サイン会や体育館での玉入れなど、集まった約500人のファンクラブ会員と交流した。

長縄跳びやバスケットボールのフリースロー対決なども行い、ピッチでは見られない選手の姿に会場は笑顔に包まれた。藤枝のスクールにも通う斎藤柊貴さん(小6)は2回目の参加。「選手のみんなと直接話すこともできて楽しかったです」と白い歯を見せた。

9勝12分け17敗の15位で3季連続の残留を決めた今季、本拠地には過去最高となる9万5560人が来場。目標の平均観客動員5000人を達成した。チームを代表してDF中川創主将(26)があいさつ。「どんな時も明るいみなさんのおかげで、今シーズンも力強く戦うことができました」などと感謝を伝えた。

今回のイベントは、今年9月の台風15号により甚大な被害に見舞われたホームタウンの1つ、牧之原市で災害復興支援企画として実施。会場では募金活動も行われた。【前田和哉】