「関西大学ラグビー、天理大47-15京産大」(30日、花園ラグビー場) 天理大が全勝対決を制し、関西2連覇を飾った。前…

 「関西大学ラグビー、天理大47-15京産大」(30日、花園ラグビー場)

 天理大が全勝対決を制し、関西2連覇を飾った。前半に3トライを挙げて21-8とリードすると、後半開始すぐにも京産大のミスを見逃さずフッカー稲嶺翔太(4年=石見智翠館)がインゴールへ飛び込む。同10分すぎに自陣深くまで攻め込まれたが、ゴールラインを背負いながらも京産大に得点は許さなかった。

 同30分には京産大にスクラムをターンオーバーされてピンチを招いたが、そこから天理大はカウンターを仕掛けてフランカーのアリスター・サウララ(2年)がダメ押しとなるチーム6トライ目。後半ロスタイムには自陣から主将のSO上ノ坊駿介(4年=石見智翠館)がインターセプトから独走トライを決めた。優勝を懸けた大一番で力の差を見せつけ、7戦全勝で関西を制した。

 関西1位は全国大学選手権は準々決勝(12月20日、ヤンマー)からの登場となり、関東対抗戦3位と関東リーグ戦3位の勝者とぶつかる。

 関西2位となった京産大の初戦は同14日で、関東対抗戦5位と対戦(花園)。勝てば準々決勝は関東リーグ戦1位とあたる。