「競泳・ジャパンオープン」(29日、東京アクアティクスセンター) 男子400メートル個人メドレーで、世界選手権代表の西…
「競泳・ジャパンオープン」(29日、東京アクアティクスセンター)
男子400メートル個人メドレーで、世界選手権代表の西川我咲(あさき、19)=東洋大=が、パリ五輪の銀メダルタイムを更新する4分7秒67の好記録で優勝した。女子100メートル自由形は、同代表の池江璃花子(横浜ゴム)が55秒35で7位。男子50メートル平泳ぎは、16歳の大橋信(枚方SS)が27秒01の高校新記録で、同100メートルとの2冠を達成した。
西川は前半200メートルを自己最速の1分58秒88で折り返すと、そのままトップを守ってゴールした。疲労が溜まる冬の強化期間で自己ベストタイム(4分9秒26)を更新し「7秒台は自信になった」と充実感を漂わせた。3年後のロサンゼルス五輪での活躍に期待がかかる19歳は「(世界記録保持者のレオン)マルシャンにはほど遠い。地に足を付けて頑張りたい」と浮かれていなかった。