日本陸連は29日、東京・国立競技場で年間表彰式「アスレティックス・アワード」を開催した。最優秀選手には、世界選手権東京…
日本陸連は29日、東京・国立競技場で年間表彰式「アスレティックス・アワード」を開催した。最優秀選手には、世界選手権東京大会の女子20キロ競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が選ばれた。
藤井は紫色の華やかなドレスで登場した。「世界陸上から結構時間がたったが、賞をいただいて、さらに、メダルを取ったんだという実感が湧いた」と笑顔。再来年の世界選手権(北京)で再びメダルを取るという目標に向け「どうフォーカスするか、作戦を練りたい」と語った。
新人賞には、8月に行われたインターハイの男子100メートルで10秒00の日本高校記録をたたき出した清水空跳(星稜高)らが選ばれた。「来年は9秒台で走るのが目標」と意気込んだ。