「J2の番人」こと水戸ホーリーホックが、クラブ悲願となるJ1初昇格とJ2優勝を成し遂げた。2-0で大分トリニータに勝利し…
「J2の番人」こと水戸ホーリーホックが、クラブ悲願となるJ1初昇格とJ2優勝を成し遂げた。2-0で大分トリニータに勝利し、2位から逆転優勝。後半1分に茨城出身のFW多田圭佑(23)のヘディングシュートで先制すると、同30分にはMF山本隼大(22)の2試合連続ゴールで試合を決定づけた。94年に地域クラブとして誕生。00年のJ2参入から26季目にしてようやくの「J2卒業」を力強く宣言した。
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水戸の小島耕社長が来年8月開幕へ移行するJ1に向け、現在の本拠地である「ケーズデンキスタジアム水戸」を継続的に使用する考えを示した。ライセンス申請や近隣のインフラ整備、入場者数やチケット販売などの検討課題があるという。「スタジアムに行きたくても来られない人がいるのはしっかり事実として受け止めなきゃいけない。総合的な判断をしていきたい」とした。