<プロレスリング・ノア:横浜大会「ザ・リーヴPresents TEAM NOAH JUDGMENT」>◇29日◇神奈川・…

<プロレスリング・ノア:横浜大会「ザ・リーヴPresents TEAM NOAH JUDGMENT」>◇29日◇神奈川・横浜ラジアントホール

メインイベントの8人タッグで「チームノア」のモハメドヨネ&小峠篤司&大原はじめ&Hi69と、藤田和之&谷口周平&晴斗希&菊池悠斗が対戦。小峠がキルスイッチ(変形フェイスバスター)で菊池から3カウントを奪って勝利し、その後のマイクで“チームノア存続”を宣言した。

藤田が試合前「おい(先発は)誰だ? 誰だ? 潮﨑は?」と、全日本プロレスへ移籍してしまったチームノアの元リーダー潮﨑豪の名前を出して挑発してから、開始のゴングが鳴った。

試合が始まると藤田の逆片エビ固めで捕らえられるなど、小峠が徹底的に痛めつけられた。小峠は谷口にエプロンにたたきつけられ、菊池のフットスタンプも浴びた。

それでもヨネ、大原、Hi69のアシストもあり、小峠が奮闘。終盤、菊池にダイビングフットスタンプを浴びながらもHi69のカットで難を逃れると、気迫のエルボー、ニーアッパー、スイクルデス(延髄斬り)と続け、最後はコウモリつり落としからのキルスイッチで勝負を決めた。

小峠は試合後、マイクを握ると「チームノア・ジャッジメント、継続か、解散か…結論は続けます」とユニット存続を明言した。

小峠は「本当に、今日11月29日、このラジアントホールを会社に押さえてもらう時、俺たちはマジで、この大会を解散大会にしようとしてました」と告白した上で「ノアにはいっぱい格好良いユニットあるけど、俺たちがたけてるものって、キャリアとか経験、いっぱい積んできてますよね。だから故に、知ってるんすよ。解散するのは簡単やけど、続けることの方が難しい。だから俺たち続けていきます」と説明した。

小峠が「気持ちは本当に首の皮一本つながった。ギリギリのところでいつもやってきてるから。もしかしたら明日かもしれんし、はたまた10年、20年続くかもしれんし。でも今この大会終わってから思うことは、俺は100年でも200年でもこのチームは続けていきたいなと思ってます」と話すと、ヨネは「ロボットになってもやるよ」と同調し「ここで解散なんて寂しいでしょ!」と叫んだ。Hi69は「今の気持ちは、潮﨑クソ食らえ」と中指を立てた。

小峠は最後に「ちょっと頼りないリーダーですけど、どんな責任でもけじめでも全部俺が取りますので。助けてもらうことがいっぱいあるかもしれないですけど、全部矢面に立ってやっていきますので、任しといてください」と改めて潮﨑に代わるリーダー就任を宣言。会場からは「よく言った!」の声と大きな拍手が巻き起こった。

チームノアの面々はバックステージでは、ユニット名やこれまで開催してきた「リミットブレイク」という大会名についても、以前のイメージを払拭(ふっしょく)するために変更を検討していることを明かした。