スノーボードの女子アルペン種目で来年2月開幕のミラノ・コルティナ五輪を目指す三木つばき(浜松いわた信用金庫)が27日、…
スノーボードの女子アルペン種目で来年2月開幕のミラノ・コルティナ五輪を目指す三木つばき(浜松いわた信用金庫)が27日、合宿地のイタリアからオンライン会見を開いた。12月6日のパラレル大回転のW杯(中国・メイリン)から始まるシーズンへ、22歳のエースは「ミラノ五輪の目標は金メダルになります。しっかりと達成できるように練習をもっともっと頑張ります」と決意を示した。
10月からオーストリアで雪上合宿を行い、同国やポーランド、米国代表チームとの合同練習を行った。「昨シーズンと比べて(他国の選手と)パラレル(並んで滑ること)をしたり、タイムを比べることができている」という。今オフは「予選のタイム」を意識し、例年より1か月ほど長く雪上練習を行って滑りの細部までこだわってきた。「昨季と比べて不安感はない。だいたい今、自分がどの辺りにいるのか、知ることができている」と手応えもつかんでいる。
昨季はW杯17戦のうち4度の優勝。パラレル大回転と非五輪種目のパラレル回転、アルペン種目の総合優勝を飾った。世界選手権では23年にパラレル大回転、今年はパラレル回転で優勝。これまでに数々の栄冠を手にしてきたが、初出場した前回22年北京五輪では、9位とまだ手にしていないタイトルがある。3日前に合宿でイタリア入りし、五輪会場の情報も得ており「あとは本当に五輪の金メダルを取れればというところ」と強い思いを込めた。