◆スノーボード ビッグエア男子 W杯第1戦・予選(27日、中国・張家口) 男子予選は2つのヒートに分かれて行われ、ヒート…

◆スノーボード ビッグエア男子 W杯第1戦・予選(27日、中国・張家口)

 男子予選は2つのヒートに分かれて行われ、ヒート1は2023年W杯種目別覇者の木村葵来(きら、ムラサキスポーツ)が2回目に90・50点をマークし、E・ブシャール(カナダ)に続く2位で通過した。来年2月開幕のミラノ・コルティナ五輪の代表選考争いとなるシーズンが開幕。来年1月までのW杯で優勝など、好成績を収めて、初の五輪代表入りを目指す。

 3月の世界選手権金メダルの木俣椋真(ヤマゼン)が2回目に89・50点を出し、ヒート1の3位通過。昨季W杯種目別王者で、世界選手権銀メダルの長谷川帝勝(たいが、TOKIOインカラミ)は、2回目に87・50点をマークし、同4位と上々のスタート。ヒート2は宮村結斗(ムラサキスポーツ)が1回目に89・75点で2位と好発進した。

 一方、腰痛から2季ぶり復帰の国武大晃(ブックオフ)はヒート2の1回目に72・25点を出し、10位だった。木村葵来の弟でW杯デビューの悠斗(ヨネックス)は、ヒート1の2回目に72・00点を出し、15位。横6回転の大技で1月のXゲームを制した荻原大翔(ひろと、TOKIOインカラミ)は、1回目の70・25点が採用され、16位だった。

 予選は2本のうちベスト1本のスコアが採用され、63人中、各ヒートで上位5人が突破した。決勝は、29日に同会場で行われる。