日本ハム上原健太投手(31)が27日、エスコンフィールドで契約更改交渉に臨み、今季年俸3600万円から「アップです」と増…

日本ハム上原健太投手(31)が27日、エスコンフィールドで契約更改交渉に臨み、今季年俸3600万円から「アップです」と増額でサインした。

今季は開幕2軍スタートで、ファームでも先発から中継ぎへ転向と苦難のスタートだったが、6月末に1軍昇格すると150キロ台を連発するなど圧倒的な投球を披露すると後半戦からは「(シーズン前は)全くイメージしていなかった」という勝ちパターンの一員に“昇格”した。

9月2日ロッテ戦(ZOZOマリン)ではプロ初セーブも挙げるなど、27試合登板で3勝1敗13ホールド1セーブ、防御率1・11という成績を残した。「まさか、ああいう場面で投げるとは思ってもいなかったので。本当、諦めずにやって良かったなと、今一番思うところで」とCSまで貴重な左腕リリーバーとして獅子奮迅の活躍だった。

球団からも、ねぎらわれた。「今シーズン最後の登板について、本当によく投げてくれたと言っていただいた。来シーズンは初めから今シーズンのような投球ができるように頑張りますと伝えた」。来季もセットアッパーとして勝負するつもり。「今年の経験を来シーズン生かさないと意味がないので、今はそういうちょっと緊張感もあります」と話した。(金額は推定)