富士通陸上部は27日、競歩女子で16年リオデジャネイロ、21年東京、24年パリ五輪代表の岡田久美子(34)が現役引退す…

 富士通陸上部は27日、競歩女子で16年リオデジャネイロ、21年東京、24年パリ五輪代表の岡田久美子(34)が現役引退することを発表した。

 岡田は日本選手権20キロで7度優勝、35キロも23年に制するなど第一人者として活躍。パリ五輪では男女混合団体リレーで8位入賞を果たした。今年の東京世界選手権20キロが最後のレースとなった。同社を通じて「決して順風満帆な競技生活ではなく体調不良や怪我なども多い競技人生ではありましたが、多くの方々の声援と支えが力となり、何度も何度も苦しい時期を乗り越えることができました」と振り返り、「キャリアとして最後のレースとなりました東京2025世界選手権では、絶え間ない声援の中歩ききることができたこと、また、念願であった日本女子競歩初のメダル獲得の瞬間をアスリートとして見届けることができ、幸せな競技人生だったと感じています」とコメントした。