巨人は26日、日本ハムから国内フリーエージェント(FA)権を行使した松本剛外野手(32)を獲得したことを発表した。松本は…
巨人は26日、日本ハムから国内フリーエージェント(FA)権を行使した松本剛外野手(32)を獲得したことを発表した。
松本は新天地での挑戦を選択した。今季は66試合の出場で打率1割8分8厘、0本塁打、7打点の成績に終わるも、22年に打率3割4分7厘でパ・リーグ首位打者に輝いた実績を持つバットマン。21日の日本ハムの球団納会後には「(去就は)早い段階で、と思っています。気持ち的にもスッキリして来季へ向けてやりたい思いが強いので」と話していたが、大きな決断を下した。
巨人にとっても右打ちの外野手は補強ポイントの1つだった。19日に行われたオーナー会議で山口寿一オーナー(68)は「先発を中心とした投手陣、それから外野手。さらには岡本がいなくなるので、クリーンアップを打てる野手といったところが補強のテーマになってくる」。オーナーの発言からも、テーマに沿った補強であると言える。
松本の今季推定年俸は1億1000万円で、金銭&人的補償が必要なBランクとみられる。
◆松本剛(まつもと・ごう)1993年(平5)8月11日、埼玉県川口市生まれ。帝京では09年夏、10年春、11年夏に甲子園出場。3年時には主将を務めた。11年ドラフト2位で日本ハム入団。13年10月4日ソフトバンク戦でプロ初出場。17年アジアプロ野球チャンピオンシップ日本代表。22年は打率3割4分7厘で首位打者。22年オフに日本ハム選手会長に就任。今季は66試合の出場で打率1割8分8厘、0本塁打、7打点。プロ通算773試合で打率2割6分5厘、14本塁打、157打点。180センチ、84キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1億1000万円。