<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):チェルシー3-0バルセロナ>◇25日(日本時間26日)◇1次リーグ第5節◇ス…
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):チェルシー3-0バルセロナ>◇25日(日本時間26日)◇1次リーグ第5節◇スタンフォード・ブリッジ
バルセロナのフリック監督(60)が3失点で惨敗したチェルシー戦について、「レッドカードですべてが変わってしまった」とアラウホの退場を嘆いた。
バルセロナは25日にアウェーで行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第5節でチェルシーと対戦した。相手に押し込まれる苦しい展開となる中、前半27分にクンデのオウンゴールで失点し、44分にアラウホが2枚目のイエローカードをもらい退場処分となった。
数的不利となった後半開始後、さらに2点を奪われて0-3の惨敗を喫した。これによりバルセロナは、1次リーグ5試合で2勝1分け2敗の勝ち点7となり、暫定ながら15位に後退した。
試合後、フリック監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。まず、チェルシー戦について「我々には開始直後に先制のチャンスがあった。必死に戦ったが、あのチェルシー相手に1人少ない状態でプレーするのは簡単ではない。レッドカードですべてが変わってしまった。私に言えるのはそれだけだ。我々はまた、ボールを何度も失っていた。ポジティブな面もあったので、今後に向けて前向きに考えたい」と振り返った。
続いて、10人になった試合を非常に長く感じたかという質問に対し「正確な時間がどのくらいかは分からないが、1人少ない状態で長時間プレーした。そしてチェルシーはボールを持つのがとてもうまいチームだ。ポジティブにならなければいけないと思う。例えば、ラフィーニャが復帰し、ラッシュフォードも良いレベルのプレーを見せてくれた。ポジティブになるしかないだろう」と返答した。
決勝トーナメント1回戦にストレートインできるトップ8入りの可能性については「非常に難しいがトライする」と話した。
最後に退場処分を受けたアラウホについて「最初のイエローカードは何が起きたのか分からない。2枚目はあんな風にタックルするべきではなかった。適切なプレーではなかったが、あのようなことが起こることもある」と見解を述べていた。(高橋智行通信員)