吉田正尚外野手が所属するレッドソックスがカージナルスとトレードを成立させ、リチャード・フィッツ投手ら2選手(3人目は後…
吉田正尚外野手が所属するレッドソックスがカージナルスとトレードを成立させ、リチャード・フィッツ投手ら2選手(3人目は後日発表)と引き換えに先発の柱となるソニー・グレイ投手を獲得した。両球団が25日(日本時間26日)に正式発表した。
グレイは13年にアスレチックスからメジャーデビューした13年目のベテラン。ヤンキース、レッズ、ツインズ、カージナルスを渡り歩き、通算で339登板、125勝102敗、防御率3・58の成績を残し、球宴には3度出場している。今季は32先発、自己最多タイの14勝をマークした。
同投手は23年オフにツインズからFAになり、カージナルスと3年7500万ドル(約116億円)で合意。契約には全球団のトレード拒否権が含まれているが、同条項を破棄してレッドソックスへの移籍を決断した。契約最終年の来季の年俸は3500万ドル(約54億3000万円)だが、米報道によると、カージナルスが2000万ドル(約31億円)を負担するという。
今季はア・リーグ東地区3位ながら4年ぶりにプレーオフに進出したが、1回戦のワイルドカードシリーズで敗退した。来季はエース左腕のクロシェット、3年連続2桁勝利のベヨらと強力先発陣を形成する。今オフは西武の今井がポスティングシステムによるメジャー挑戦で予想されているが、レッドソックスは参加しないとみられる。