10月に出雲駅伝2連覇を達成した国学院大の前田康弘監督(47)上原琉翔主将(4年)野中恒亨(3年)が25日、都内で「AD…
10月に出雲駅伝2連覇を達成した国学院大の前田康弘監督(47)上原琉翔主将(4年)野中恒亨(3年)が25日、都内で「ADIDAS EKIDEN DAY」に参加し、悲願となる来年正月の箱根駅伝「総合優勝」へ声をそろえた。
22日の八王子ロングディスタンス(1万メートル)で日本人学生歴代6位の27分36秒64をマークした野中は、自校最速記録を更新。同じ組で競り勝ったOB平林清澄(ロジスティード)からも手荒い祝福を受け「今は90点ぐらい」と手応えを示した。
出雲3区は区間2位で国学院大の逆転優勝に貢献。さらに今月2日の全日本大学駅伝3区では、留学生ランナーを押さえて区間賞をつかんだ。前田監督からは「次期キャプテン」とも見込まれている。成長中のエース格は「(負けてしまうと)上原さんを泣かせてしまうので、優勝して笑顔で」と誓った。【泉光太郎】