<プロボクシング:WBC世界バンタム級王座決定12回戦>◇24日◇トヨタアリーナ東京◇観客9227人無敗の格闘家でWBC…
<プロボクシング:WBC世界バンタム級王座決定12回戦>◇24日◇トヨタアリーナ東京◇観客9227人
無敗の格闘家でWBC世界バンタム級1位の那須川天心(27=帝拳)が、ボクシングデビュー8戦目で人生初黒星を喫した。世界王座に初挑戦。同級2位の元WBA世界同級王者井上拓真(29=大橋)と対決し、判定0-3で敗れた。
試合後、独占配信された「Prime Video Boxing 14」大会のゲスト解説を務めたWBA世界同級王者の堤聖也(角海老宝石)と、世界に3戦連続で挑戦した元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(志成)が登場。堤は「初めて、勝敗関係なしに…試合が終わった瞬間、涙が出た試合は人生で初めて…。すごい、素晴らしいものを見せてもらったし、ボクシングの美しさを感じることがで来た36分間でした」と感動した。
比嘉も「年間最高試合ですね、マジで」と感嘆。「勝敗関係なしに、本当に2人の魂がみんなに伝わったと思います」と惜しみなく称賛していた。