ラグビー日本代表(世界ランク13位)のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(65)が24日、羽田空港で25年シーズン総括会…

ラグビー日本代表(世界ランク13位)のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(65)が24日、羽田空港で25年シーズン総括会見に臨んだ。欧州遠征「リポビタンDツアー2025」から帰国。テストマッチ5勝6敗だった第2次政権の2季目を「チームの成長に満足している」と振り返った。

昨年は才能発掘に努め、今季は基礎作りを徹底。24年は11試合で39・5点だった平均失点が、今年は28・3点に減少し「DFが上達したのは明らか」と誇った。ただ、世界ランク10位以内の相手からは未勝利。7-61で敗れた同1位の南アフリカ戦は「唯一歯が立たなかった」としたが、アイルランドなど他国とは善戦したと強調。27年W杯オーストラリア大会で掲げるベスト4に到達するには、強豪撃破が不可欠になるが「まだ差はあるが、かなり狭まった」と自信を見せた。

昨季の20に続き、今季も23人に初キャップを獲得させ「選手層が厚くなった」。メンバーの6、7割が固まったと明かした。続投方針の来季はテストマッチ12~15試合を予定しており、8割まで固める意向。27年の好成績へ「継続的に戦い、安定性を築き上げたい」と見据えた。【飯岡大暉】