日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の定例会合が24日、東京・中央区で開かれた。大島理森(ただもり)委員長が…
日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の定例会合が24日、東京・中央区で開かれた。大島理森(ただもり)委員長が会見。九州場所は観客の野次や指笛などが聞こえたことに「観客のマナーという点においても少し勉強しなくてはいけないというご意見があったことを報告します」と明かした。
取組直前のマナーは近年、たびたび指摘されている。「土俵に上がっている力士は集中して、その瞬間シーンとなった後に激しい戦いになる。そして終わったあとは礼を尽くす。相撲界は荒ぶる姿と鎮める姿の2つをあらわしている。観客の皆さんと一体となって作っていくことが大事なのではないかという(横審委員の)意見だった」。今回は年に1度の福岡国際センターでの開催。「場所ごとに文化が違って観客の方々も6場所違う空気がある」と認めながらも、ファンに紳士的な振る舞いを求めていた。