フィギュアスケート女子で、22日(日本時間23日)に閉幕したグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会を制した…

フィギュアスケート女子で、22日(日本時間23日)に閉幕したグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会を制した千葉百音(20=木下グループ)が、26年ミラノ・コルティナ五輪代表が決まる全日本選手権(12月18~21日、東京・代々木第一体育館)へ「パワフル」さをテーマに掲げた。

24日、ヘルシンキから大阪・関西国際空港に帰国。シリーズ2連勝を収めてポイントランキングトップでファイナル(12月4~7日、愛知・IGアリーナ)進出を決め「結果を残せたのはすごくうれしい」と笑みを浮かべる一方「反省点や修正点がたくさん見つかった。ファイナルと全日本に向けて、体力を蓄え直してパワフルに、元気に乗り越えられるようにしたい」と大舞台を控える心境は冷静。

「昨年は全日本で若干エネルギー不足になってしまった印象」とシーズン終盤に課題を感じただけに「全日本が一番パワフルでないといけないので、そこまで駆け抜けられるように」。第一の課題に挙げるジャンプの精度向上に努めることを誓った。