◆関西大学ラグビー ▽第6節 関大22―20同大(23日・たけびしスタジアム京都) 第6節の残り2試合が行われ、同大は勝…
◆関西大学ラグビー ▽第6節 関大22―20同大(23日・たけびしスタジアム京都)
第6節の残り2試合が行われ、同大は勝てばAリーグ残留が決まる関大戦に20―22で敗れた。同大、近大、立命大、関大の4校にBリーグとの入替戦(12月13日・宝が池)に回る7位の可能性が残り、残留争いの決着は最終節(30日・花園)へ。摂南大は立命大に31―49で敗れ、A8位(最下位)が確定した。摂南大は入替戦でB1位と対戦、A7位がB2位とぶつかる。
Aリーグ残留確定を逃し、同大フィフティーンが肩を落とした。リーグ優勝最多48度の名門だが、部史上ワーストの3季連続で全国大学選手権出場を逃し、23年以来2季ぶりの入替戦行きの可能性も出てきた。OBで今季就任した永山宜泉監督(55)は「関大さんが思っていた以上に接点で強かった」と厳しい表情だ。
前半は関大に3連続トライを献上し、3―15。後半に入って反撃に転じ、37分にはSO大島泰真主将(4年)=京都成章=のキックパスからWTB岩本総司(4年)=常翔学園=が右中間にトライし、2点差に詰め寄った。だが、入れば同点の大島のゴールキックは失敗。主将は「僕の責任」とうなだれた。
4位の同大(勝ち点10)から5位・近大(同10)、6位・立命大(同9)、7位・関大(同8)と4チームがひしめく残留争い。最終節の立命大戦へ、永山監督は「あと一歩のドライブ」と、トライを取り切る底力を求めた。(田村 龍一)