海外FA権を行使した楽天の則本昂大投手(34)が22日、楽天モバイルパークで米大リーグへの強い思いを明かした。「海外を…
海外FA権を行使した楽天の則本昂大投手(34)が22日、楽天モバイルパークで米大リーグへの強い思いを明かした。「海外を第一に、どこかいい話があれば」と語った。
ルーキーイヤーから第一線を走り続けてきた。則本は真っすぐ前を見据えて言い切った。「自分が後悔しない、納得のいく決断をするだけです。自分で道を作っていきたい」。どんな困難も切り開いてきたからこそ、最後まで己を信じて決断していく覚悟だ。
現在は来季のチームが決まっていないからこそ、基本に立ち返って練習に取り組んでいる。「野手以外はやります」と笑顔で話し、先発、中継ぎ問わず、役割にはこだわらず来季の居場所を見つけていく考えを示した。
この日のファン感謝祭では直接残留を求められる言葉もかけられ「『ありがとう』という言葉をもらえたのでうれしかった。そう言ってくれる人たちの声も心にとどめて決断したい」と感謝する。球団は継続的に残留交渉を行っていく方針。則本らしい、後悔のない決断が待たれる。