巨人は22日、今秋ドラフトで指名された育成を含む新人11選手が川崎市内のジャイアンツ球場で施設見学を行った。ドラフト1…
巨人は22日、今秋ドラフトで指名された育成を含む新人11選手が川崎市内のジャイアンツ球場で施設見学を行った。ドラフト1位の竹丸和幸投手(23)=鷺宮製作所=は1年目からの活躍を視野に走り込み強化などを目標に掲げ、同球場の天然芝に“竹丸ロード”を刻むことを誓った。
施設見学を終えて「本当に充実している施設。ここで野球をするのが楽しみ」と竹丸。来年1月の新人合同自主トレへ向けて「しっかり体づくりをやっていきたい」と話した。強化ポイントの一つが「苦手です」と明かす走り込みの強化だ。
巨人では前2軍監督の桑田真澄氏が、現役時代のリハビリ中に同球場の外野で走り込んだ部分の芝がはげ、後に“桑田ロード”と呼ばれるようになった逸話が有名。その外野の天然芝は来年2月に新しく張り替えられるため、現在は工事中だ。
1軍投手も休養日などは同球場で練習する機会が多い。竹丸も「それぐらい走り抜きたい」と意欲的だ。桑田氏が復活の道しるべとした伝説を、新人左腕がエースへ駆け上がる証しの“竹丸ロード”としてよみがえらせる。