<陸上:MARCH対抗戦>◇22日◇町田Gスタ青学大が2年ぶりに総合優勝を決めた。大会新記録で個人トップだった主将の黒田…

<陸上:MARCH対抗戦>◇22日◇町田Gスタ

青学大が2年ぶりに総合優勝を決めた。

大会新記録で個人トップだった主将の黒田朝日(4年=玉野光南)を筆頭に折田壮太(2年=須磨学園)、宇田川瞬矢(4年=東農大三)、飯田翔大(2年=出水中央)、佐藤愛斗(2年=小林)の計5選手が27分台の自己新をマークした。

原晋監督(58)は「コンディションに恵まれたのもあるが、その中でも一大学生レースで27分台を5人が走るって力がないと走れない。学生たちの夏合宿以降の練習に対する集中力を指導者としてうれしく感じる」と総括した。

出雲駅伝2区区間10位だった折田が、全体3着の27分43秒92と復活したのも大きな収穫だ。しかし、原監督は「とは言っても、なんと言っても圧倒的だったのは黒田朝日だった」と満足げに語る。

この日は、3組に山登り5区を希望する上野山拳士朗(1年=和歌山北)が1万メートルデビューながら3組トップでフィニッシュ。しかし、5区と下り6区の「山候補」について、原監督は「これからなんで。楽しみにしていて下さい。必ずいいところを見せます」と笑顔で言い、明かさなかった。【泉光太郎】