「陸上・五大学MARCH対抗戦」(22日、町田GIONスタジアム) 第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)で3連覇を目…
「陸上・五大学MARCH対抗戦」(22日、町田GIONスタジアム)
第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)で3連覇を目指す青学大の原晋監督(58)が取材に応じ、山上り5区の選手起用について「これからなんで、お楽しみに。必ずいいところを見せます」とにやりと笑い、自信をただよわせた。
前回大会は5区で若林宏樹が区間新記録と快走し、連覇に大きく貢献。毎年、各大学の監督が言及するように山登りが箱根路の明暗を分ける。ABEMAの中継では原監督は「今年は山決戦でしょう。5区山上り、6区山下り。ここの2枚を持っていたのが勝利が近くなるんじゃないか」と予想した。
この日に行われた1万メートルでは、エースの黒田朝日(4年)が大会新記録の27分37秒62で快走。また27分43秒92で走った折田壮太(2年)を含め、計5人が27分台を記録した。ここまで出雲駅伝7位、全日本大学駅伝3位とチームは調子を上げきれなかったが、約1カ月後に迫った箱根路に向けて弾みを付ける結好結果。原監督は「学生の夏合宿以降の練習に対する集中力に指導者として改めてうれしく感じる。今年も青学に力があるところを見せつけられた」と上機嫌に総括した。