「陸上・五大学MARCH対抗戦」(22日、町田GIONスタジアム) 男子1万メートルが行われ、青学大のエース・黒田朝日…
「陸上・五大学MARCH対抗戦」(22日、町田GIONスタジアム)
男子1万メートルが行われ、青学大のエース・黒田朝日(4年)が27分37秒62の大会新記録をマークして、全体1位となった。自己ベストタイムを12秒更新。3連覇を目指す第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けて弾みがつく好結果に「1位と、しっかり自己ベストが出たのですごいよかった」としっかりペースを維持してゴールまで走りきれたのでよかった」とうなずき、原晋監督は「圧倒的な強さ」と絶賛した。
ここまで出雲駅伝7位、全日本大学駅伝3位。エース黒田に負担がかかる状況が続いていたが、箱根路が約1カ月後に迫った今、“エースだけに頼ってはいけない”という空気感がチームにただよっているという。黒田は「監督も言われるし、みんなの意識の中にしっかり根付いて生きているのかな」とチーム力の底上げに胸を張った。
今後の目標については「箱根駅伝が大学生で陸上をする上では一番大切なレース」ときっぱり。3連覇へ「箱根と言えば青学、青学と言えば箱根。今年も総合優勝を取って、みんなで笑顔で終わることができたら。最高の状態で挑んでいきたい」と意気込んだ。