23日号砲の全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の前日会見が22日に行われ、2連覇を狙うJP日本郵政グループのルー…
23日号砲の全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の前日会見が22日に行われ、2連覇を狙うJP日本郵政グループのルーキー谷本七星(23)と、9月の世界選手権東京大会の日本代表3選手が出席し、意気込みを語った。
名城大出身の谷本は1区で実業団駅伝デビューとなる。「テレビで憧れの目で見ていた。一ファンとしてすごいなと。今年はその憧れのユニホームを着て、挑めるので本当にうれしく思う」と実感を込めた。2連覇へ「後には心強い先輩や同じルーキーの選手もいる。自分の役割をしっかり果たそうと思う」と誓った。
2年ぶりの日本一を目指す積水化学からは山本有真(25)が会見に参加。昨年は2区区間新記録を樹立し、今年は世界選手権5000メートル代表としても活躍した。今大会はスターターを任され、「『ついにこの時が来たか』みたいな。ちょっと自分でもワクワクする感じがする。区間賞にはこだわらずに、いい流れをつくる駅伝がしたい」と号砲を待ちわびた。
前回4位のパナソニックからは同3000メートル障害代表の斎藤みう(23)。世界のトラックで日本新記録を打ち出した逸材は「今のところは駅伝に向けてしっかり調整ができている。明日はしっかり走れるようにしたい」と最長区間3区へ、力を込めた。
10月のプリンセス駅伝10位で本戦出場をつかんだ大塚製薬からは同マラソン7位入賞の小林香菜(24)がマイクを握った。エース区間の3区を任され、「このレースが年内ラストになる。1年をいい形で締めくくれるような走りがしたい」と話した。