オリックスのドラフト1位の延岡学園・藤川敦也投手(18)が22日、宮崎・延岡市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金8000…

オリックスのドラフト1位の延岡学園・藤川敦也投手(18)が22日、宮崎・延岡市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金8000万円、年俸800万円。「緊張しましたが、オリックスの一員になれることをうれしく思いますし、責任感が強くなりました」。決意をより一層固くした。

最速153キロの伸びのある直球が武器の本格派右腕。高校3年間で甲子園出場はなかったが、九州屈指の投手だ。「自分の持ち味はストレートだと思っているので、目標としている山下投手のようにストレートでどんどん押していけるような投手になりたいです。奪三振数にはこだわりを持ってプレーしていきたい」と意気込む。

球団ではドジャース山本由伸投手(27)をはじめ、宮城大弥投手(24)、山下舜平大投手(23)と高卒投手がチームの看板へと成長。藤川もその系譜を継ぐ。「将来的にはチームの中心選手として日本一に貢献できるピッチャーになれるように頑張ります」。先輩たちの背中を追い、プロの世界に足を踏み入れる。