「陸上・五大学MARCH対抗戦」(22日、町田GIONスタジアム) ABEMAでの中継で青学大の原晋監督が大会を総括し…

 「陸上・五大学MARCH対抗戦」(22日、町田GIONスタジアム)

 ABEMAでの中継で青学大の原晋監督が大会を総括し、正月の箱根駅伝へ向けて「多分、私も含めて指揮官は、山上り、山下りの山要員をどう当て込むかというところに頭がいくんじゃないか」とポイントを挙げた。

 明大、青学大、立大、中大、法大が出場したこの日の大会で、青学大が1万メートルの平均28分01秒08をマーク。2位の中大は28分11秒59だった。平均タイムが27分台突入間近の状況を「MARCH対抗が始まった5年前を考えたら、こんなことをは誰も予想してない」と表現した。

 各大学の平均タイムは「私が予想している青学、中央、国学院がワンツースリーで入って来ている」とした原監督。「さらには7番目の駒大も非常に力がある。箱根駅伝、本学(青学大)、中央、国学院、駒沢、また創価、順天。強いな、どうしよう」と思わずもらした。

 その上で今回の箱根駅伝の展開については「やっぱり1区からハイレベルな戦いになると思う。これだけ1万メートルの平均タイムが上がっていますから。先ほど言いましたように今年は山決戦でしょう。5区山上り、6区山下り。ここの2枚を持っていたのが勝利が近くなるんじゃないか」と予想した。