ラグビーの関東大学対抗戦は23日、東京・秩父宮ラグビー場で早稲田大と慶応大の102回目となる伝統の定期戦「早慶戦」が行わ…
ラグビーの関東大学対抗戦は23日、東京・秩父宮ラグビー場で早稲田大と慶応大の102回目となる伝統の定期戦「早慶戦」が行われる。
早大は22日、東京・早大上井草グラウンドで前日練習を行った。日本代表から復帰し、FBで先発する矢崎由高(3年=桐蔭学園)も参加。実戦形式のメニューなどをこなした。
21歳ながら、今秋のテストマッチでは主軸を務めた。10月25日のオーストラリア戦から、今月15日(日本時間16日)のウェールズ戦まで4戦連続で先発。欧州遠征初戦の南アフリカ戦ではトライを決めるなど実力を示した。空中戦や連戦への適応力に手応えをつかみ「レベルの高さを実感できてよかった」と振り返った。
対抗戦は10月11日の筑波大戦以来の出場。今季は3戦で8トライを挙げている。代表活動を経て、チームに還元したいことは「早稲田だけに伝える」と明かさなかった。
高いレベルで試合をこなし「疲れはゼロではない」という。それでも、早慶戦に向けて「どのカテゴリーで試合に出ても、最大限のプレーをするのが役割」と自覚した。
通算成績は早大の74勝20敗7分け。今季は早大が4勝1敗の勝ち点26、慶大が3勝2敗の同20となっている。