元RIZIN2階級制覇王者の堀口恭司(35=アメリカントップチーム)が9年ぶりのUFCカムバックに気合を入れ直した。22…

元RIZIN2階級制覇王者の堀口恭司(35=アメリカントップチーム)が9年ぶりのUFCカムバックに気合を入れ直した。

22日(日本時間23日)、カタール・ドーハで開催されるUFCファイトナイトに参戦。フライ級11位タギル・ウランベコフ(34=ロシア)との同級5分3回に臨む。21日に同地で公式計量セレモニーが開催され、両者そろって125・5ポンド(約56・92キロ)でパスした。

セレモニー会場でウランベコフと対面すると握手を交わし、5秒間ほどのフェースオフ(にらみ合い)。両者ともに笑ってしまい、肩を組んでファンにあいさつしていた。当初は6月にアゼルバイジャンでUFC復帰戦が組まれたが、自身の肋骨(ろっこつ)付近の筋断裂、軟骨損傷で中止に。仕切り直してウランベコフと対戦する堀口は「明日、やったりやす! 押忍!」と気合十分だった。

13年10月にUFCデビューした堀口は4連勝後の15年4月に当時フライ級王者だったデメトリアス・ジョンソン(米国)挑戦。勝てずに王座獲得に失敗した。その後3連勝していたものの、16年11月の試合を最後にUFCと契約満了。17年4月からRIZINに参戦した。RIZINで史上初の2階級制覇(フライ級、バンタム級)、バンタム級でRIZINとベラトール王座も統一するなど圧倒的な強さをみせつけ、今年4月には9年ぶりとなるUFC復帰が発表されていた。

堀口-ウランベコフ戦が組まれたUFCファイトナイトはU-NEXTで生中継される。